ファッションにあまり興味がなく、私服はユニクロ、無印良品、モンベルでしか買わない私。
そんな私が海外旅行の度にチェックしているブランドが、Superdry 極度乾燥(しなさい)です。イギリス生まれで、世界40カ国以上に店舗を展開しています。
この記事では、
- 私がこのSuperdryを愛する理由
- 現在持っているアイテム
- 今までに訪れた世界各国の店舗
- 残念なニュース
などをご紹介します。
2011年、初めての出会い
私が初めてこのブランドを知ったのは2011年のイギリス。郵便局で並んでいたとき、目の前の人のメッセンジャーバッグに目が点になり、思わず写真を撮ってしまいました。
その後海外を訪れる度にこのブランドを見かけ、各国のストアで最新アイテムをチェックしていましたが、なかなか欲しいデザインに出会えませんでした。
着ていると目立つ
変な日本語のロゴが入っているせいで、日本で着用していると他の人からの熱い視線を感じるときがあります。
街を歩いているとき、信号待ちをしていると、後ろにいる人から「ねぇ見て、あの人の服、極度乾燥って書いてるよ」と言われることがよくあります。着ている私にもはっきり聞こえる声でです。
エスカレーターで、後ろに立っている人にスマホで撮られることもありますが、私個人としては嫌な思いはせず、むしろどんどん撮ってほしいです。
まぁさすがに「服もダサけりゃ着てるヤツもダサい」なんて画像付きで晒し上げツイートされると傷つきますが…
外国人と思われる
さらに面白いのは、「どこの国から来たんだろうね」「何人(なにじん)だろう」と言われることです。「変な日本語が入った服を着ている→着ている人は日本人ではない」と認識されているのでしょうか。
観光で訪れた六本木ヒルズのエレベーターに乗っているとき、私のバックパックのファスナーが少し空いていたのですが、同乗していた男性に「あー、ユアバッグ、オープン」と英語で話しかけられました。
普通に「あ、すみません、ありがとうございます」と言ったのですが、今度は向こうが驚いた様子で(えっこの人日本人だったのかよ…という感じでしょうか)、展望フロアに到着するまでの間、気まずい雰囲気になってしまいました。
全く同じジャケットを着たアメリカ人と遭遇!
2017年の春、新大阪駅のでの出来事。新幹線を降りてプラットフォームを歩いていると、向こうから英語を話す外国人の集団が。よく見ると、全く同じジャケットを着た人が!と思わずガン見。
向こうも視線に気づいたらしく、思わず駆け寄りお互い大笑い。記念写真を撮ってもらいました。
左のダサいピースサインをしているのが私、右が旅行で来日したというアメリカ人です。
話を聞くと、年明けにアメリカ・ラスベガスの店(ベラージオの向かい)で買ったとのこと。買った店も時期も同じだったとはなんという偶然!
最近は中国語っぽいデザインが増えている?(2018年)
そんなSuperdryなんですが、最近のデザインは正直あまり好きではありません。日本語の「極度乾燥(しなさい)」というロゴではなく、全て漢字の中国語っぽい?字のデザインが増えてきているからです。
これって簡体字なんでしょうか?ちゃんと意味が通じているのか、それとも日本語同様におかしな表現になっているのか、知識がないのでわかりませんが、やっぱりひらがながあるとないとでは全然印象が違いますね。
再び日本語デザイン復活か?(2019年12月)
2019年12月、久しぶりにサンフランシスコにある実店舗を訪れたのですが、2018年と比べると再び日本語のデザインが増えてきた印象がありました。これはうれしいです!
極度乾燥の4文字があまりに大きいのもちょっと恥ずかしいので笑、今回は写真3枚目のネイビー×ライムグリーンのTシャツ購入しました。さりげない「極度乾燥(しなさい)」のロゴがちょうどいいダサさを醸し出しています。
冒険魂?ちょっと方向性が変わってきたかも(2022年5月)
アメリカ・ニューヨークの店舗へ行きましたが、なんだかデザインの方向性が変わってきた気がします。よくも悪くも今までのような「ダサかっこよさ」が減ってきた感じ…
残念ながら気に入ったデザインがなく、今回は何も購入しませんでした。
私のSuperdryコレクション
今私が持っているSuperdryのアイテムは3つです。
Tシャツ(2019年)
2019年12月、アメリカ・サンフランシスコでTシャツを購入。けっこう厚手で丈夫そうです。
バックパック(2018年)
2018年夏、スペイン・マドリードのストアで、バックパック(75ユーロ)を購入しました。
思わず紙袋に入ったまま写真を撮ってしまいました。レシートも写ってるし…
一番の笑いのツボは、右側面のカード入れ。「◯極」って!とりあえず店頭に置いてあったショップカードを入れておきました。
ウィンタージャケット(2017年)
2017年1月、アメリカ・ラスベガスで購入しました。
襟の部分は外側が英語、少し開くと反対側の日本語ロゴが見えるようになっています。また、内側の日本語が笑わせてくれます。
公式の二重黒いラベルの衣服。
補強された機械化の技術を使用してそして
独特な合わせた設計特徴と作られる。
長寿および強さのため。
極度の乾燥した仕事の摩耗の会社の著作権をとりなさい
英文を機械翻訳にかけたようですが、最近のGoogle翻訳ではもうちょっとまともに訳してくれるはずでは…
この手の怪しい文章は、一部が中国語の漢字になっていることがよくあります。「补强された机械化の技术を使用」「独特な合わせた设计特徴」みたいに。けれど、Superdryの場合はちゃんと日本語のフォントが入っているようですね。
世界各国のSuperdry公式ストア訪問記
海外旅行に行く際は、現地にSuperdryの実店舗があれば必ず足を運ぶようにしています。
🇺🇸アメリカ・ニューヨーク(2022年5月)
2年半ぶりの海外旅行。ニューヨークにある2箇所の店舗に立ち寄りました。
エンパイアステートビルの斜め向かい。今まで訪れた各国の店舗の中でここが1番大きかったです。
タイムズスクエア近くの店舗は建物が改装中のようでしたが中に入れました。ちょっと手狭。
🇺🇸アメリカ・サンフランシスコ(2019年12月)
メキシコ旅行の帰り、サンフランシスコでトランジットだったので行ってきました!
パウエルストリート駅の反対側にあるデパート、Bloomingdale’sの1階、入口入ってすぐ右にあります。Tシャツを購入しました。
🇬🇮イギリス領ジブラルタル(2018年9月)
イギリス本国ではなく海外領土ですが、しっかりとありました。
🇪🇸スペイン・マドリード(2018年8月)
マドリードの繁華街、プエルタ・デル・ソルから北方向へ数百メートルいったところにありました。ここでバックパックを購入。
🇪🇸スペイン・バルセロナ
ガウディ建築のひとつ、カサ・ミラの近くにありました。マドリードの店舗よりも一回り小さかったです。
🇺🇸アメリカ・ラスベガス(2017年1月)
ちょっとわかりにくいですが左下、CVSの手前にあります。今まで訪れた中では1番大きい店舗だった記憶。道を挟んで反対側は有名なベラージオの噴水です。
🇬🇷ギリシャ・アテネ空港(2016年8月)
アテネ国際空港内の免税店です。この大阪Tシャツ、アルファベットじゃなくて日本語だったら買ってたな〜 Googleマップによると残念ながら今はないそうです。
🇭🇰香港(2015年9月)
香港出張のついでに(写真撮り忘れ)。1番の繁華街ネイザンロードに面していて、尖沙咀駅と佐敦駅の間にあります。
日本への持ち込み禁止に
最近、ツイッターで知ったこと。日本の税関が持ち込み禁止にしているとは知らなかった…
Superdry、はっきりダメと書いてあるとは知らなかった…ジャケットとリュックサックを愛用してるんだけど… https://t.co/VU6xOogupF
— とおまわり🇨🇦バンクーバー (@toma_wari) November 11, 2018
普通にこのジャケットを着たまま羽田の税関を通ってきちゃいました。
申立者はやはりビール「スーパードライ」でおなじみのアサヒ。分野が違うとはいえ、ダメなんですね…
税関のサイトはこちら: 商標権 : 「SUPERDRY」 : 税関 Japan Customs
かっこいいデザインと変な日本語のロゴという、シュールな組み合わせが気に入っているブランドなんですが、こういう形で正式にダメと言われると残念です。
今のところ実際に没収されたという話は聞いたことがありませんが、今後の動向に注目したいと思います。
その他、変な日本語のブランドコレクション
タイ・バンコクで見つけた似た雰囲気のブランド
いやーこれはいろいろ問題あると思います!笑
バンコクで見つけたTシャツ
これこれこういうの欲しい!どこで買ったのか尋ねればよかった。
アイスホッケー用品ブランド「OSAKA」
アイスホッケー用品のブランドだそう。バンクーバーに実店舗があった(2019年当時)のでTシャツを買ってしまいました。公式ウェブサイトはこちら→ osakaworld.com
ニューヨークの書店「STRAND BOOK STORE」のトートバッグ
ニューヨークのBroadway x E12thにある老舗の本屋。普段使いに便利そうなかわいいトートバッグが並んでいたのですが、変な日本語グッズ収集家の私のチョイスは迷わずこれ!